平塚で城島地区に移り住んだ頃お世話になるお礼に地区の社会福祉協議会会長を勤めさせて頂き地域のかるたを作りました。
当時平塚市では地区のかるたはごく僅かで「幾ら回覧しても集まらない、2年以上かかった。あんな苦労はこりごりだ、内容が古くなったがもう作り直すのは御免」という有様でした。
これを簡便な制作法で2ヶ月目標で作り、ご家庭千五百戸に全戸回覧して〇印で審査しました。
この体験があるので「新元号記念のご当地カルタで七福人がアイデアを産み出す連想ゲームのいい練習材料」にお薦めするわけです。あなたの七福人誕生記念にどうぞ。
ご参考に城島地区のカルタを表にします。
全戸回覧で選句して皆さんが選者に。 | (地区外の方への解説。) | |
あ | 挨拶通り 手描き看板 大住中 | きちんと 挨拶が返ります |
い | 稲刈りが済んでトンボやラジコン機 | 電線のない田んぼはラジコン機のメッカ |
う | 瓜なすび 漬物自慢 長寿会 | 集会でも、旅行でも とにかく 漬物が |
え | 遠足で 城島の芋を 掘りに来る | 平塚の 一番外れの 田園地帯です。 |
お | おでん食べ 言葉を超えて 団地祭 | 役員さんの ご苦労も大変なものです |
か | 帰って来た 野鳥飛び交う 渋田川 | バードウォッチングのメッカです |
き | 城所の 地下道壁画 美術館 | 小田原厚木線の地下道壁画が今年全国表彰 |
く | 組体操 大住の生徒 頼もしい | 自治会の代表が運動会に呼ばれました |
け | ゲート通らず焦った話題で盛り上がる | ゲートボールの盛んなところです |
こ | ごみ除けて すすき手向けて 道祖神 | 通過の車からごみのポイ捨てこの罰当たり |
さ | 早苗から 黄金色まで 富士に溶け | 四季の風景の先にはいつも大山と富士山 |
し | 下島は アワシマサマの 針供養 | 危険な針をお豆腐に刺す生活の知恵 |
す | すす払い 共同作業で お近付き | 交流会にもなり防災防犯に生きます。 |
せ | 先輩が 口より やって見せる地区 | 高齢の方は東郷元帥の「やって見せ」 |
そ | 損得を 抜きに楽しくボランティア | 賛助会費でもボランティアでも凄い |
た | 七夕の 地区の飾りは 第一位 | 飾りにしたビールの空き缶は男性の協力 |
ち | 地区レクの 綱引き昔の 血が騒ぐ | 伝統の一戦 多分 二日後には 筋肉痛 |
つ | 月見会 夢くらぶでは 昼の月 | 舞台にすすきを活けて カラオケ三昧 |
て | 照れないで 家族に一言 有難う | あえてトーちゃんから言わないと |
と | 泥の中 田植え手馴れた 高学年 | 泥から足を抜くコツは教科書にはないね |
な | 悩んでる 子育てママさん集まって | 話しましょうお互いに昔のママさんからも |
に | 人情は 今の言葉で ボランティア | 人情は 時代劇の中だけではありません |
ぬ | 濡れてまだ 家路は遠い 散歩道 | とにかく広大 土日には遠くから散歩に |
ね | 年末も 皆で巡回 地区防犯 | 昔は落語の二番煎じ 今は禁酒 ご苦労様 |
の | 野を渡る 風が向かうは 相模灘 | 一望千里の相模平野 湘南平まで一望 |
は | パイロット線 真っ直ぐ北へ大島へ | T字路どん突きの大島は 島じゃない |
ひ | 一人じゃない ふれあいの里は皆家族 | 寂しさを癒してくれる仲間です |
ふ | 舟は昔 今は 軽トラ 小鍋島 | この辺は 昔は沼地 船で 往来 |
へ | へたすれば凄いことかもこのかるた | 全戸参加 チームプレー |
ほ | 星空に 銀河鉄道 新幹線 | 漆黒の中を 新幹線の 光の矢 |
ま | 街の人 富士を写しに 来る城島 | 富士見橋の名前はあっても・・・ |
み | 見ぬふりの大人になるな城島っ子 | 「叱る」が死語にならない地区に |
む | 無理に我慢しないで一言叱ってよ | 子供の本音を聞きましょう |
め | 召し上がれ小松菜枝豆 地場のもの | 織姫への プレゼントは 枝豆の束でした |
も | 餅つきは 世代を超えた 大行事 | 180キロのもち米が連係プレーで大変身 |
や | 野菜 米 神前に供え 感謝祭 | 城島地区の4神社一斉清掃でいつも清らか |
ゆ | 夕闇に 祭囃子や 太鼓連 | 祭囃子「若い人が居るぞ」という実感 |
よ | 四部落 太鼓競ったと いう昔 | 太鼓の張りで音を高くして勝負した地区 |
ら | 来賓も 机を運ぶ 公民館 | 他の地区から見えたお客様が感心されます |
り | 理屈より 先ず実行が 城島流 | と ありたいですね いつまでも |
る | 留守します笑顔で言えるお付き合い | この地区には残っている日常です大切に |
れ | 歴史のナゾ瀬戸の渡し場どのあたり | 沼地の対岸伊勢原に舟繋ぎの松があった由 |
ろ | 論よりも 参加が大切 地区行事 | TV時代総評論家への反省と願いをこめて |
わ | わら細工 田植え稲刈り お餅つき | わらのクリスマスリースと輪飾りが追加 |
★あなたの七福人がやるゲームの要領は・・・
七福人のお仲間が公民館やカラオケボックスなどに集まって輪になって座ります。
1、手のひらくらいのメモ用紙にボールペンで
2、従来のかるたや標語にある漢字を思い出して各人が1枚に1つ書いて
3、輪になったみんなの真ん中に放り出します。
4、その漢字から連想する漢字を一斉にそれぞれメモ用紙に書いて
5、輪になったみんなの真ん中に放り出します。
6、この漢字から思いついたひらがなの熟語を1件1枚メモして
7、輪になったみんなの真ん中に放り出します。
8、漢字とひらがなの山から思いついたカタカナを1件1枚メモします。
9、輪になったみんなの真ん中に放り出します。
10、ご当地を表すものをA4用紙に1件一枚大きく沢山書き出します。
11、輪になったみんなの真ん中に放り出します。
12、A4の紙を3枚づつ拾ってカルタの素が完成です。
13、これを眺めてカルタらしい言葉に修正します。
この無意識の作業の中で 自然に日常の冗談話のセンスが出ています。
7人の右脳革命が実践されたのです。理屈にないそれぞれの人の閃きが
コンピューターがランを組むように繋がったのです。このゲームは
SNSや膨大な論文に出来ないことをあっさりとやってのけてくれます。
城島ご当地カルタは一覧表にまとめて全戸に回覧して数句の中から〇印で選んで貰いました。
全員参加で先輩地区の2年分を2ヶ月に圧縮できました。
後日 公民館の七夕飾りの短冊にもなってケーブルブルテレビでも放映されました。
★ 常識では2年がかりの大作業が 2ヶ月で出来た訳とコツ
コツは連想ゲームで言葉の山を創ることです。
★「絵札がなければカルタじゃない、これが大変なのよ」という声もあります。
インスタント絵札はお得意のスマホで写した写真集にしては?
追記
☆このカルタ作りは集まった皆さんがマサカと言うアイデアを出すのと同じ要領です。
1200年前に出来た万葉集のように日本には他国にない文化があります。
これをスマホの尻取りと、集まっての七福人のゲームに活かしましょう。
☆漢字と平仮名とカタカナでこんなことができるのは江戸の昔から識字率が高く
一字に沢山の意味が入っている漢字の文化を持つ日本人しかおりません。
地球上の人類のたった1000分の2にあたる日本民族の強みです。。
☆あなたのこのカルタ創りは日本全国に生まれる七福人の共通の財産、クラウドによる
右脳のランを組めるアイデアバンクに発展するでしょう。名称は仮にヒラメイターズ
とでもしましょうか閃きで年齢に関係なく全員が参加できる一億総活躍社会です。
☆丸尾は平塚の人材バンクに登録しました。うちでやれないかなという方は先ず行動!
☆城島(キジマ)公民館0463-55-1525にお問い合わせください。丸尾吉伸